2019年05月28日

AGM MP40 擬似ブローバック化 セミオートオミット

昭和生まれのオッサンはだいたい好きなMP40

以前からやるやる言いながら
やるやる詐欺と言われても仕方無い勢いで
なかなか進展していなかったAGM製MP40のブローバック化でしたが
前回ベレッタM12Sの擬似ブローバック化を行った際に
流用出来る技術が多くだいたいのプランがまとまったため
この度満を持して制作してみました。

既にSRCから擬似ブローバック搭載の
ハッキリ言ってAGM製より出来の良いMP40が出てはいますが
AGM製はマガジンを共用できる機種がいろいろあり、
価格も安いというコレクター向きというよりゲームユース向きな利点と、
綺麗過ぎないという部分が逆に好きなので
敢えてのAGM製ベースですface01


AGM製MP40のガッカリポイントであるセレクターは撤去
フルオートオンリーの仕様とします。

今回はセミオートで動作させた際に気になる
ダミーボルトの停止位置はほぼ気にしないことにし
(擬似ブローバックの場合はフルオートで動作させた場合ピストンの停止位置によってどのみち中途半端なダミーボルト位置になるので)
純粋にピストンストローク=ダミーボルトストロークで
ローサイクルと相まってただ大きくダミーボルトがバカバカ動くのを愉しむ系にしましたicon01

動画はこちら
https://www.instagram.com/p/Cid6vSfh3bs/?igshid=MDJmNzVkMjY=  


Posted by 低王  at 23:13Comments(0)電動ガン疑似ブローバック化

2019年05月24日

S&T ベレッタ M12S 擬似ブローバック化 ②

今回M12Sをブローバック化するにあたり

・サイクルは遅く→中華ウンコモーター使用を前提に
・中華ウンコモーターは立ち上がりが遅くセミオートのタイムラグが大きい、加えてピストンのオーバーラン量も少ない
・11.1vリポ、電子制御パーツは使わない
・でもセミオートの動作は嫌になる遅さではなく
・オープンボルト再現のためピストンのオーバーラン量を多く
と、無理難題を解決できないかと
以前から考えていた小ネタの実験を今回してみました。


ロングストローク用のギアを使い
カットオフタイミングの遅くすれば
プリコック状態を電子制御せず機械的に作れるだろうということで
実験行ってみました。


余分な3枚分の歯を削り落とす訳ですが
純粋に解放側の歯だけを3枚削り落とし
通常のギアと同じ歯数にすると
カットオフタイミングが遅めのギアが出来上がります。

そうするとどうなるかというと

こちらが通常のカットオフタイミングで
セミオートで動作させた際のピストン停止位置

こちらがロングストローク用ギアを加工し
カットオフタイミングを遅くしたものを使用しての
セミオートで動作させた際のピストン停止位置

結果から言えば成功なんですが、あともう1.5cmくらい後退した位置で停止してくれると嬉しかったicon02
余談になりますが
11.1vリポで動作させた感じではいい塩梅のピストン停止位置になりましたicon15
しかしサイクルが速くなってしまっては元も子もないのでソレはナシでface09

微妙に半端な結果になってしまいましたが
とりあえずオープンボルト擬似ブローバック完成という事でicon11

動画はこちら
https://www.instagram.com/tv/Ccc6N-KpHEz/?igshid=YmMyMTA2M2Y=  


Posted by 低王  at 21:38Comments(0)電動ガン疑似ブローバック化実験

2019年05月23日

S&T ベレッタ M12S 擬似ブローバック化 ①

お久しぶりです。
向こう2ヶ月ゲームに行けない低王ですface07

オジサンには懐かしいベレッタM12S
(ガキの頃模型屋で見て憧れた銃の一つでしたface03)
このレトロな感じが堪りませんface03
しかし実銃の方は現在でも現役で活躍中らしい

よくぞモデルアップしてくれました!
海外メーカーさんのこういう絶妙な路線大好き!

早速分解です。

ギアにはJGとか刻印ありますね。
低価格帯の中華バラして思うんですが、
もうメーカーがどことか正直アテにならんというか、
生産工場がどこの系列のかって事の方が本質のような気がします。

オリジナル形状のメカボックスなので
思わぬ落とし穴があることもしばしば
よく確認していきます。

このメカボックスの場合はネジ穴の突起がピストン後端と干渉するため
逃げを作る加工をしないと変な力がかかることになる状態だったりicon11

でもこういうのって
さんざん慣れたメカボックスを弄るのと違い
間違い探し的な刺激があって楽しいですねface02

YouTubeにて動画は既に公開中ですが
ちょっとした小ネタの部分があるので動画は次の記事になります。
  


Posted by 低王  at 22:43Comments(0)電動ガン疑似ブローバック化

2019年04月02日

電動 89式 可動式ダストカバー 制作

以前に制作した電動89式の擬似ブローバック
「ダミーボルトにダストカバーも連動させたいなーicon12
なんて考えイタズラはしていたんですが
純正ダストカバーに接着剤とプラ板とネジで受け部をくっつけただけのパーツだと耐久性に難ありだったので

マルシン製アナコンダ用メタルサイドプレートを制作した時に
同時進行でちょっと作ってみました。
可動式ダストカバー。


フレームのダストカバー裏になる部分と突起をを切り取り


スコンと

はめ込むだけicon01

裏面は

一体成型の受け部がいらっしゃいます。

ブローバックギミック無しで
このパーツだけを組み込む事も問題無く出来ますicon22

擬似ブローバックギミックと組み合わせると


こんな感じになりますface02

どうでもいいと言えばどうでもいいギミックですがねicon10

欲しいという方がいらっしゃいましたら単品販売も可ですicon01
  


2019年03月28日

マルシン製 コルト アナコンダ メタルサイドプレート 販売開始

お久しぶりです。
今年もそろそろシーズンインですねface02

今回は春の新作!
全国のマルシン製カート式ガスリボルバーファンの皆さんお待たせしました!
お問い合わせ頂いているコクサイヤーの皆様申し訳ありません!
今回はマルシン製コルト アナコンダ用メタルサイドプレートを制作しました。
コンストリクター・アンリミテッドリボルバーにも使用できます。



では
こちらは純正サイドプレート(HW)の重量


純正サイドプレート裏は空間がいっぱいあり
しこたまパテで空間を埋めることができる形状でしたので
いい感じにウエイトアップできましたぜicon22

こちらはメタルサイドプレートの重量

約80g強の重量アップになります。

材質は亜鉛合金製
鋳物肌だったり湯じわ、成型の甘さ等もありますが
技術でカバーできる上級者向けアイテムとして販売いたしますicon01
ランナーの切り落としは行いますが
最終的な細部の調整、平面の研ぎ出し、湯じわやスの処理、塗装等を行える上級レベルの方用です。
販売価格はヤフオク!にて¥6,500即決にて出品させて頂いております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b381174098  


Posted by 低王  at 19:25Comments(1)ガスリボパーツ製作

2019年01月17日

マグウェルグリップのスキマ


各社M16/M4対応のFABディフェンス MWG マグウェルグリップ
短いハンドガードのモデルや
マガジン部分を持つ射撃スタイルの方には人気のあるパーツですが
フレーム幅の寸法差によって

このように隙間が空いている状態をよく見ます。
というか無理やり取り付けネジを締めこんだり
隙間によく判らないものを塗ったりしてゲロゲロにした
美しくない状態をよく見ます。

運良くピッタリであればいいのですが
“フレームの幅により隙間が空くことがありますが使用には差し支えありません。”
という説明も見ますが「その通りではあるにしろちょっと・・・」
って気がするのは自分だけでしょうか?

せっかく左右からの挟み込み設計ですし
やりようがあるなら美しく取り付けたいですよねface01


左右ともフレームに無理無く密着するように

干渉部分を加工して

隙間が何ミリなのかが判ったら

その隙間と同じ厚みのプラ板から

パーツを切り出します。

するとほらピッタリicon01

あとは塗装して

組み上げればこの通りicon22

お気づきの方もいらっしゃると思いますが
マガジンハウジング他の形状が通常のM4系とは少し異る
KRYTACのTRIDENTなんかもこんな感じに
ガタつきも無くフィットさせることができますicon22
HK416とかのマガジンハウジングの角度自体が違うのはちょっと無理かもしれませんicon11

  


Posted by 低王  at 00:51Comments(0)パーツ製作

2019年01月14日

使えるものは使え!自宅屋外レンジ

先日の騙しみたいなしょーもない記事につきまして
どこかのおすすめ記事に引っかかったのか
今まで見たことも無いようなPV数と訪問数になってて
「マジか?!face08
となっている低王です。
ご覧になられた皆様ホント申し訳ありませんicon11

しかし、運良く人の目に触れる機会が降って湧いたので
申し訳無いついでにいろいろ記事にしてみようかなと。

とりあえず特にネタも準備していなかったので
昨年の夏に作った自宅屋外レンジでも記事にしてみます。

自分の住んでいるところは日本でも有数の散居の町だそうで
隣の家までは近くても100m以上離れており
まわりは田んぼと防風林(自分宅の裏山)
そんな田舎ならではの好条件なので
庭の端から端まで全部を使って屋外レンジにしちゃいましたface03

依頼品の調整を商売にしている関係上
「〇〇mは飛んでると思う」
そう、「思う」ではダメだろ
せっかくならちゃんと着弾するのを確認出来る動画を観て頂いて
納得するものをお渡ししたいってのもありましてface02


マトはこんな感じで着弾するといい音の鳴る
一斗缶と洗濯機のドラム
ちょうど大人がしゃがんだくらいのサイズになります。

ここを起点に土木用の50mメジャーで

10m毎にスプレー缶を置き

そしてその景色は

こんな感じになります。

自分のメインとするセッティング(電動)は
7.4vリポ縛り(ハイボルテージバッテリーの電圧に依存しない)
M90クラスのスプリングをメインとした
やたら高負荷をかけずサイクルやセミオートレスポンスを犠牲にしない
って方向のままいかに耐久性も犠牲にせず
仰角をつけずに60m以上の飛距離も出すか(0.20gでなら尚更良し)
現段階ではそんな感じなので
まだこのレンジで事足りますが
今年は「このレンジの距離では不足!」
と言えるような進歩をしたいなと思っていますicon01  


Posted by 低王  at 08:14Comments(0)雑記実験

2019年01月11日

新機軸!擬似ブローバックすらしない!見せブローバック!

新年あけましてしばらく経っちゃいました。
年末年始にかけてオーダーいただいた皆様ありがとうございます。
また本年もよろしくお願い致します。

さて、新年一発目のネタ!
いや、ネタという程のネタでもない
すっごくくだらない事を本気でやってみます!
というかずいぶん前にやってみました。


はい、画像お借り致しました。
S&T(AYも同じ)の電動AR57ですね。
コッキングレバー部分に注目!

はい、こっちも画像お借り致しました。
こっちは実銃の画像
コッキングレバーまわりがちょっと違いますね。

まあ何となくコレをちゃんと再現しながらってコトで


モールドになっている部分を削りに削ってスッカラカンに


コッキングレバーまわりも作り直し


シリンダーの加速ホール位置を外観の一部とするため
コッキングレバー部分に合わせ
このままだと格好悪いので


塗装
でもこの通り殆どシリンダー容量はありません(笑)

どうよ!

コレが動くと・・・

加速ホールから見えるピストンが姿を消すだけ(笑

要するにピストンの動きが見えるただのスタンダード電動ガンたぜface03

擬似ブローバックすらしない!
そう!見せブローバック!

コッキングレバーのトコがガチャガチャ前後するパターンではないんですね。
いやね、海外の実銃動画とかいろいろ見て
可能な限り忠実に再現はしたつもりなんスよ(笑
コイツにしろP-90にしろこのパターンは
擬似ブローバックバカの自分にとって鬼門のようです(笑



見た目最優先で初速も低いぜ!

ここからシリンダー内部にゴミ入りまくるぜ!

異物が入ったらソッコーでピストンクラッシュだぜ!

やらない方がいいぜ!face03

最終的にお蔵入りだぜicon22



暇を持て余してはいない低王の・・・遊びicon22

はぁ・・・しょうもな・・・・  


2018年09月29日

中華の厚塗り塗装を活用してみた

9月も終わりますねicon11
涼しくなってきたのでガスブロを弄るには良い季節となってきましたface02
寒くなってきて何でガスブロ?と思うかもしれませんが
よく考えて下さい
真夏にガスブロが調子いいのは当たり前のこと。
メタルスライドだろうが今くらいの時期の晴れた日中にワンマガジン連写して
スライドストップがちゃんとかかるくらいでないと
調整してトータルで良くなっているかなんて判断できません。
それはさておき
ひと昔前では考えられなかった程メタルなヤツらが海外からいっぱい入国して来ていますが
高級モデルはともかくとして
安いモデルは(モノによっては高いのも)大概モタっとした厚塗り塗装
そんな厚塗り塗装を今回は美味しく料理したいと思います。

左:XDYのメタルスライドを乗せたマルゼンPPK/s
右:WEのメタルスライドを乗せたタナカブローニング
プラフレームには以前にも記事にしたヴィンテージ風の塗装を行なっていますが
スライドはモタっとした中華な塗装を磨き倒しただけです(笑icon01
不思議とエッジ部分が露出する程磨くことと
光沢が出て鏡面のようになることで
中華のモッタリとした塗装でもシュっとして見えるようになりますicon22

もちん照明のトリックではありません。
照明のトリックを使える程照明も上手くなければ写真の撮り方も上手くない(というか下手icon15)
そんなことは当人が一番良く分かってますface07

こちらはCYMAのメタルなMP5 PDWのメタルなレシーバーを磨き倒したもの。
部分的に塗装をハゲさせ、ただのつや消しの黒がテカるくらいに磨くだけで
月間GUN誌の表紙を見て興奮していた子供の頃に見たような銃の雰囲気に!(笑

本来は塗装を剥いでブルーイングするのが正攻法なのかもしれませんが
ブルーイングだと正直お手入れ大変じゃないですかicon11
コレなら一部塗装をサンドペーパーで極軽くハゲさせた後、ピカールで磨いて、車の補修用の液体コンパウンドで磨くって作業だけなので
やろうと思えば根気さえあれば誰でもできる訳です。
ピカールや液体コンパウンドはホームセンターやカー用品店の車補修用品コーナーに大概あります。
海外製メタルフレーム銃で最近塗装の表面に白サビがポツポツ出始めている
割と古いテカテカのフレームが似合う銃なら磨いてリフレッシュするのもいいかもしれませんよicon01
  


Posted by 低王  at 23:35Comments(4)塗装実験

2018年09月13日

マルシン レイジングブル用 サイドプレート Ver.2 に進化しました



このところサボり気味の低王です。
既に販売開始しているマルシン製トーラス レイジングブル用メタルサイドプレートですが、
今回から更に重量をアップさせたVer.2に進化しました!

今回は約90g!

純正サイドプレート(HW)の重量

こちらは今までのもの

材質は亜鉛合金製
鋳物肌だったり湯じわ、成型の甘さ等もありますが
技術でカバーできる上級者向けアイテムとして販売いたしますicon01
ランナーの切り落としは行いますが
最終的な細部の調整、平面の研ぎ出し、湯じわやスの処理、塗装等を行える上級レベルの方用です。
販売価格はヤフーオークションにて¥6,000
で出品させて頂いております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h341643414
  


Posted by 低王  at 22:21Comments(0)ガスリボパーツ製作