2018年04月21日

グロック18Cメカコピー系 フルオート病対策

4月は新しい年の始めということもあり
いろいろバタバタしたり
たまっていたバックオーダーの消化や
お待たせしていた地元でのお仕事等いろいろありまして
ブログの更新をサボり気味でしたが
この度カミさんからサバゲー解禁の許可を貰い
ちょっと浮かれ気味の低王ですface03

今回は

マルイ製ガスブロG18Cのメカの海外製コピー版にあるあるの
フルオート病(セミオートがバーストやフルオートになっちゃうヤツ)
の改善方法を紹介したいと思います。
スリムなボディと絶妙な隙間感がリアルな外観だけは言う事無しなガッカリさん
Stark ArmsのG17・G18C・G19
リアル刻印が嬉しいWalther版グロック
umarexのWalther PPQ
こちらもリアル刻印とマルイには無いコンパクトをモデルアップした
VFCのM&P9C
これらの“外観はいいんだけと問題児”はほぼフルオート病が発生し
先人の方々のお知恵を拝借しながら
マルイ製G18Cのスプリングに交換したり
ブリーチ上部とスライドの間にアルミテープなんかを挟んでみたり
まあいろいろやりましたが完全な解消とまではならず
ぶっちゃけ匙を投げていた感があった訳ですが
今回改めてこの課題に取り組んでみました。

ちょっと解りづらいですが
まずはデフォルトの状態

①初弾装填、ハンマーコック状態
ハンマーか倒れシアーがかかりロックされています。

②トリガーを引き発砲
トリガーを引くとトリガーバーに押されてシアーが後退
連結が切れハンマーが起き上がります。
この時トリガーバーと一体化しているディスコネクターも
後退した位置でせり上がった状態になっています。

③スライド後退→スライド前進
スライド後退開始直後
ディスコネクターが押し下げられシアーとの連結が切られ
シアーがリセット位置まで前進

スライドの後退に押されハンマーが後ろに倒れながら
シアーもハンマーのラッチのカムに添い後退
本来はここでハンマーのラッチにシアーがかかり
ハンマーがコックされた状態になる訳ですが・・・

ハンマーにシアーがかかりません!
シアーがハンマーのラッチのカムに添い後退したまんま。
運良くシアーがかかればバースト状態。
ずーっとシアーがかからないとフルオート状態。
なんでシアーが戻ってこないかというと

問題はコイツ、トリガーバーとフレームを繋いでいる
言わばトリガースプリング。
こいつのテンションが高過ぎてディスコネクターがせり上がる力が
シアーが戻ろうとしている力に勝ってしまうから起こる事だったんですね。
自分は海外製電動ガンのスイッチスプリングを加工してとりあえず組んでみました。
ここのスプリングのテンションを低くすると

あら、何と言う事でしょう!
ちゃんとハンマーのラッチのカムにシアーが追従しかかるようになったではありませんか!

これならフルオートをオミットするつもりならば
フルオートシアーを撤去しても何ら問題はありません。

今回はstark Armsのグロックを例としましたが
ここまでの作業だけだと空撃ち時トリガーがマルイのG26のように後退位置でロックされなくなるとか、umarexのPPQの場合はトリガーバー(の後端のディスコネクター)を押し上げようとするスプリングがちがっていたり、VFCのM&Pはフルオートシアーを撤去すると逆に動きが悪くなったり、モデルによりちょっとずつコツか違うのでそこはそれぞれ対策が必要になります。
  


Posted by 低王  at 01:02Comments(0)ガスブロ

2016年12月15日

カスタム依頼につきまして


いつもご愛顧頂き誠にありがとうございます。

カスタム依頼につきまして
①ブログのメッセージ
②ブログのコメント欄
③YouTube動画のコメント欄
④ヤフオク出品商品コメント欄
( 不定期ですがノーマルチューンを行った電動ガン等を出品しております)
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/cherry_h05_0528?
⑤当方の仕事用メールアドレス
harusikipapa@gmail.com
等様々な方法でご依頼を頂いておりますが

①ブログのメッセージにつきまして、
必ずご返信をさせて頂いておりますが
メールアドレスの不備、メールの拒否設定等により
ご返信出来ないことも時々ありますので、
返信が返ってこない場合は
こちらからご連絡が出来ない状態にあるとご判断頂き
⑤当方の仕事用メールアドレス
へご連絡頂くようよろしくお願い致します。

あ、工賃の問い合わせなんかでもお気軽にご連絡下さいicon01  


2016年05月09日

塗装で頑張る汚ったなカッコいい金属フレーム銃


ポリマーフレーム勢に押され
めっきり減ってきた感のある
金属フレームを持つハンドガンですが、
個性的なモデルも多く
個人的にはこっちの方が好きですねぇ

金属フレーム銃の魅力といえば
使い込む程に出るバトルダメージではないでしょうか

ピッカピカのカスタム銃もそれはそれでカッコいいのですが、
ミリタリー色の強いプレーンなモデルであればあるほど
使い込まれた感じがカッコいいですよね

ハーフメタルをやってると気になるのが材質の違いによる
フレームの取り残され感

そこで少し手間ではありますが
フレームを一度空にして足つけと脱脂を行い
シルバーで塗装した上でさらに黒系の色で塗装します。
オススメの塗料は

キャロムショット製のステンレスシルバー
塗装もしやすく塗膜の強度も高め、何より金属粉がクリアーの下に沈殿するように塗らさるので光沢もあり、黒系の塗料密着し過ぎないためバトルダメージのようになりやすい点が良いです。

ガンショップインディ製のパーカー系
ブラックパーカー
どんなモデルの黒にも合わせやすく、使い勝手が非常に良い
ダークパーカー
グレーっぽくないパーカー色、個人的にはブラックパーカーよりカッコいいと思う
パーカーシール
いわゆるグレーっぽくなるパーカー色、バレルだけこいつかダークパーカーで塗るだけでも雰囲気が大分違ってカッコいい
3色とも塗膜も強めで隠ぺい性も高く使いやすいです。

もちろんプラのスライドやアウターバレルに同じことをしてもOKですicon21
ただし動きに関わる部分には注意して塗装を行います。

砂消しゴムなんかで要所要所を擦るとすぐにそれっぽい感じになりますicon22

手間はかかりますが
金かけるより手間かけろです。
一度手間をかけてしまえば金をかけなくても
ただ使っていくだけでカッコ良くなってく
愛銃への愛を産む塗装カスタムです。

今回のデクはKSC製07HK U.S.M9
スライドとアウターバレルは金属製です。
作動音サンプルにどうぞ


  


Posted by 低王  at 18:55Comments(0)ガスブロ塗装

2015年11月08日

ガスブロ弄りの季節

だんだんと寒くなってきましたね

なぜ寒い季節にガスブロ?とお思いでしょう

自分は寒い季節にしかガスブロを弄りません。

確かに、寒くなってくるとガスブロは調子良く動きません。

しかし、多少の寒さでもバッチリ動くように弄ると

他の季節もバッチリ動いてくれます。

本当のバランスと効率が試されます。

特にメタルスライドなどを組む場合は尚更です。

だからこそ寒い季節に弄るのです。

ただし、冬用に特化したパーツ類は使いません。

夏にシリンダーの破損を招くからです。



マルイ製ガバ系は特に練習台にいいですね。

ハイキャパフレーム、シングルガバフレーム、コンパクトと

マガジンサイズの違いで難易度を変えて挑戦しやすい。

これからガスブロのカスタムに挑戦したいと考えている方にも

是非オススメのアイテムですね。


  


Posted by 低王  at 09:33Comments(0)ガスブロ

2015年07月05日

シングルガバ派にXDM


画像はWEのXDM 45 Compact 3.8です

ポリマーフレームオートなんて没個性銃の典型

そんな感覚で

全く興味の無い銃でした

ガバほどのオーラも

ベレッタシリーズほどの美しさも

グロックほどの機能美も

持ち合わせていない

中古が安かったから衝動買いしただけ

ところが触ってびっくりですよ

形は違えど感覚が

なんつーか

シングルガバなんですよ

さすがスプリングフィールド

多分細身のグリップとグリップセーフティ

シングルアクションのみのストロークの短いトリガー

グリップアングルも似ていて

サムセーフティは無いので

コック&ロックはできないんですが・・・

シングルガバ派の方は

一度触ってみる価値あると思います

初めてマルゼンのP99触った時のような

久々のドキュンでした

あ、あと女性の方とか手の小さめな方も

いいかもしれません

サンプル動画はこちら















  


Posted by 低王  at 21:06Comments(0)ガスブロ

2015年07月05日

KSC M93R 2 実は比較対象がいない


画像はKSCのM93R 2 (07HK)

そうお馴染みのこいつです

ガスガンはKSC以前の太古から

現在もマルイの電ハンでと

馴染み深いがあまり話題にされない

忘れられているこいつの個性のコト

それは

拘ると(フルオートを殺すと)

こいつには純粋な比較対象がいないというコト

いろいろ意見はあるでしょう

フルオートできるベレッタだろとか

グロック18Cも似たようなもんだとか

いやいや

18Cと違って本来こいつにはフルオートは無く セミ/バーストですし

M9/92Fと違ってシングルアクションしかありませんし

デコックできませんし

左利きに厳しいですし

実は超個性派ですね

スチールアウターとアルミスライドの

作動音サンプルにどうぞ









  


Posted by 低王  at 00:11Comments(0)ガスブロ

2015年06月13日

マルイ P226R フレーム剛性とフィーリングと“らしさ”



マルイとWEベースの sig P226R ハーフメタルです

動画はこちら

作動音の参考程度にどうぞ

WEスライド&アウター+マルイフレームと

マルイスライド&アウター+WEフレームの

2丁をを制作したときのことです

マルイのP226が割ともう古いモデルだったからかもしれませんし

メタルフレームがプラフレームよりもたわみが少ないからかもしれませんが

WEのメタルフレームのほうがマルイフレームよりも

撃ったときに手に伝わるリコイルが硬かったり

海外製品特有のスプリングの硬さもあるのでしょうが

メタルフレームと硬いトリガースプリングの組み合わせは

剛性感を感じるフィーリングの良さがありました

フレームの剛性によって結構フィーリングって変わるものですね

この経験から得た

他の銃にも使える小ネタなのですが

軍用モデルを制作するときに

中華トリガースプリングを利用した

引きが重めのトリガーや

表面処理がイマイチなシアを利用した

ザラついたトリガーフィーリング

というのも、洗練され過ぎていない大量生産品の

“らしさ”の演出

として面白いのかもしれません



  


Posted by 低王  at 23:20Comments(0)ガスブロ雑記

2015年05月30日

Kimber Pro BP Ten2 ガスブロ



マルシンのデュアルマキシのじゃないのよ

あくまで個人的にですが

架空銃はあまり好きになれないので

ハイキャパは欲しいと思いながらも躊躇していました

そんなとき

KJ Worksの1911Hicapaなるものとこいつの実銃写真をあるショップの店長さんに紹介され


実銃写真

Kimberのサイトを見ても現在はカタログ落ちして載っていない

ハイキャパシティなポリマーフレームガバですね。

あまのじゃく根性に火がつきました

実銃写真のセレーションとリアサイト形状と刻印のメタルスライドなどある訳も無く

結局、ある銃の5.1インチサイズのメタルスライドを切断

フロントサイト用の溝を掘り(2度としたくない作業でした)

フロントのセレーションを埋め

4.3インチコーンバレルアウターとSPカイドを組み合わせ制作しました

内部に関しては

異なるメーカーの部品のチャンポンですから

擦り合わせはもちろんですが

ベースとなるKJハイキャパのスプリングは固いものが多く交換は必須です

フロントセレーション2本とアンダーレイルは本来無いのですが今回はご愛嬌

アルミスライドのため

動作はやはりマルイ純正のハイキャパには劣りますが

恐らく誰も所有していないであろう

自分だけのカスタムは実銃ベースであれ、架空銃であれ

やはりいいものです

だってそこには

愛がありますから

動画はこちら


  


Posted by 低王  at 00:19Comments(0)ガスブロ