2017年08月30日

G&G FNC の弱点の修理とか

ご無沙汰しておりました。
今月は沢山のカスタム依頼を頂きちょっと手の回らなかった低王ですicon11
(オーダー頂きました皆様ありがとうございますface03)
そして今月から新しい仕事も増やしたため
(そのうち公開したいと思います)
ブログのネタ的なことがほぼほぼできなかったんですねicon11

久々のブログ更新ですが
ネタは凄〜く地味ですicon10

G&GのFNCですが
ダミーボルトのコッキングレバーが折れる、もげる
ストックのヒンジ部のピンが折れる
という弱点があるようで
自分のも例外無く
(コッキングレバーは擬似ブローバック化とかすれば尚の事)
悲しいことになりましたので
同じように悲しい目に遭われている方のために
修理方法をご紹介したいと思います。


ダミーボルト自体は焼結スチール製と思われる金属ですが
ネジ部から折れる事例が多いようなので
折れるような部分なら潔く切り落とし
2.5mmの穴を空け3mmのタップでネジを切ります。
ダミーボルト側のネジ穴がバカになる事例もあるようなので
ネジ穴を利用しビス通しダミーボルトにねじ込む方法を取りました。
ネジのオスメスを逆転させることでネジ山の長さを稼ぐ訳です。
幸いにもダミーボルト裏とメカボとの間には多少空間があるので
サラネジのザグリを行う必要も無くダミーボルト自体の板厚もそのままで
低頭ネジで対応できます。
組み立て自体は難しくなってしまいますが
そうそう着け外しする部分では無いのでいいでしょうicon01


ヒンジ部ピンは強化品にモデルチェンジしているとの情報もありますが
ここは敢えてお金をかけず手間をかけます。
FNCのヒンジ部のピンはロックパーツが収まる関係上
細くなる部分にかけ内側が空間になり
ピンの肉厚がどうしても薄くなり弱くなる形状であるため
本来は削り出しのパーツが良いのでしょうが(笑)
ピンがちょうど細くなる位置から折れるため
太い部分の内側を削ります6mmの真鍮パイプが通るようにします。
真鍮パイプの側面にロックパーツが収まる切り欠きを作り
何箇所かスリットを作っておきます。
5mmの真鍮棒をロックパーツに干渉しない位置まで挿入し
板金用ハンダでハンダ付け、ピンの表面に凹凸が無くなるよう
はみ出たハンダを処理し
折れたピンの太い部分へメタルロックを塗り接着
ロックパーツも破損前よりもしっかり機能するよう修復しました。

どれくらい持つかはまだ解らんケドねicon11

次のネタは擬似ブローバックFNCっぽいコトがバレバレではありますが
目下3点バーストギミックも追加した上で完成としたいので
公開はもう少し先になりそうです(笑)

  


Posted by 低王  at 22:26Comments(0)電動ガンパーツ製作