2018年04月23日

マルシン製トーラスレイジングブル(Xカート)用メタルサイドプレート販売開始


全国のマルシン製カート式ガスリボルバーファンの皆さんお待たせしました!
今回はあまり需要は無いと思われましたが独断と偏見で
マルシン製トーラス レイジングブル用メタルサイドプレートを制作しましたface03
このモデル自体がCO2モデルに代代わりするため絶版となってしまっていますがicon11

では

純正サイドプレート(HW)の重量

こちらはメタルサイドプレートの重量
約40g強の重量アップになります。
パイソン、M19用とは違い今回は重量アップのための形状変更が難しかったので形状は純正と同じになります。

材質は亜鉛合金製
鋳物肌だったり湯じわ、成型の甘さ等もありますが
技術でカバーできる上級者向けアイテムとして販売いたしますicon01
ランナーの切り落としは行いますが
最終的な細部の調整、平面の研ぎ出し、湯じわやスの処理、塗装等を行える上級レベルの方用です。
販売価格はヤフーオークションにて¥5,000(即決¥5,500)
現在Ver.2にグレードアップしヤフオク!にて¥6,000
で出品させて頂いております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h314783460  


Posted by 低王  at 23:08Comments(0)ガスリボパーツ製作

2018年04月21日

グロック18Cメカコピー系 フルオート病対策

4月は新しい年の始めということもあり
いろいろバタバタしたり
たまっていたバックオーダーの消化や
お待たせしていた地元でのお仕事等いろいろありまして
ブログの更新をサボり気味でしたが
この度カミさんからサバゲー解禁の許可を貰い
ちょっと浮かれ気味の低王ですface03

今回は

マルイ製ガスブロG18Cのメカの海外製コピー版にあるあるの
フルオート病(セミオートがバーストやフルオートになっちゃうヤツ)
の改善方法を紹介したいと思います。
スリムなボディと絶妙な隙間感がリアルな外観だけは言う事無しなガッカリさん
Stark ArmsのG17・G18C・G19
リアル刻印が嬉しいWalther版グロック
umarexのWalther PPQ
こちらもリアル刻印とマルイには無いコンパクトをモデルアップした
VFCのM&P9C
これらの“外観はいいんだけと問題児”はほぼフルオート病が発生し
先人の方々のお知恵を拝借しながら
マルイ製G18Cのスプリングに交換したり
ブリーチ上部とスライドの間にアルミテープなんかを挟んでみたり
まあいろいろやりましたが完全な解消とまではならず
ぶっちゃけ匙を投げていた感があった訳ですが
今回改めてこの課題に取り組んでみました。

ちょっと解りづらいですが
まずはデフォルトの状態

①初弾装填、ハンマーコック状態
ハンマーか倒れシアーがかかりロックされています。

②トリガーを引き発砲
トリガーを引くとトリガーバーに押されてシアーが後退
連結が切れハンマーが起き上がります。
この時トリガーバーと一体化しているディスコネクターも
後退した位置でせり上がった状態になっています。

③スライド後退→スライド前進
スライド後退開始直後
ディスコネクターが押し下げられシアーとの連結が切られ
シアーがリセット位置まで前進

スライドの後退に押されハンマーが後ろに倒れながら
シアーもハンマーのラッチのカムに添い後退
本来はここでハンマーのラッチにシアーがかかり
ハンマーがコックされた状態になる訳ですが・・・

ハンマーにシアーがかかりません!
シアーがハンマーのラッチのカムに添い後退したまんま。
運良くシアーがかかればバースト状態。
ずーっとシアーがかからないとフルオート状態。
なんでシアーが戻ってこないかというと

問題はコイツ、トリガーバーとフレームを繋いでいる
言わばトリガースプリング。
こいつのテンションが高過ぎてディスコネクターがせり上がる力が
シアーが戻ろうとしている力に勝ってしまうから起こる事だったんですね。
自分は海外製電動ガンのスイッチスプリングを加工してとりあえず組んでみました。
ここのスプリングのテンションを低くすると

あら、何と言う事でしょう!
ちゃんとハンマーのラッチのカムにシアーが追従しかかるようになったではありませんか!

これならフルオートをオミットするつもりならば
フルオートシアーを撤去しても何ら問題はありません。

今回はstark Armsのグロックを例としましたが
ここまでの作業だけだと空撃ち時トリガーがマルイのG26のように後退位置でロックされなくなるとか、umarexのPPQの場合はトリガーバー(の後端のディスコネクター)を押し上げようとするスプリングがちがっていたり、VFCのM&Pはフルオートシアーを撤去すると逆に動きが悪くなったり、モデルによりちょっとずつコツか違うのでそこはそれぞれ対策が必要になります。
  


Posted by 低王  at 01:02Comments(0)ガスブロ