2017年05月23日

メタルサイドプレートを使用した作例

現在ガスリボルバー用ウエイトアップパーツとして
マルイ製 パイソン用サイドプレート
4&6inc用マズル
M19(M66)用サイドプレート
2.5&6inc用フロントサイト(4inc用はもう少々お時間下さいicon10)
マルシン製 ポリスリボルバー用サイドプレート
を制作、ヤフオクにて販売中ですが

成形の甘さや湯じわやス等があるため、研ぎ出しやスの処理等と塗装やブルーイングを行える上級者向けの商品です

と謳っておきながら、製作者である自分が作例を作っていなかったという(笑)
今回改めて作例ですicon10


マルシン製ポリスリボルバー
サイドプレートは制作したメタルサイドプレートを使用しています。

瞬間接着剤を流し込み大きなスを埋め
耐水ペーパーで研ぎ出し&足つけ
インディ製のパーカーシールで塗装してあります。
違和感の無いよう他のプラ部品も
インディ製のブライトステンレスを下地に吹き、その後パーカーシールで塗装
ただのマットブラックとは違う風合いにしてあります。

もとはこんな状態


塗装後の研磨とか無しの簡単な作例ですが
お客様のバックオーダーの合間を見ての制作なのでご勘弁下さいicon10
  


Posted by 低王  at 20:41Comments(0)ガスリボ塗装パーツ製作

2017年05月16日

マルイ製 M19(M66) 6inc用 メタルフロントサイト 販売開始

マルイ製ガスリボルバー M19(M66)6incユーザーの皆様お待たせしました!

6inc用金属製フロントサイト販売開始致しました!

2.5inc用同様重量アップのためフロントサイト裏の空洞を埋めた形で制作しております。

純正フロントサイト 4g(パテによる空洞埋め後)

金属製フロントサイト 34g

30gの重量アップになりますicon01

材質は金属製マズル同様亜鉛合金製
鋳物肌だったり湯じわ、成型の甘さ等もありますが
技術でカバーできる上級者向けアイテムとして販売いたしますicon01
ランナーの切り落としは行いますが
最終的な細部の調整、平面の研ぎ出し、湯じわやスの処理、塗装等を行える上級レベルの方用です。
販売価格はヤフーオークションにて¥2,800(即決¥3,300)
で出品させて頂いております。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/cherry_h05_0528?
2.5inc用より材料費がかさむためちょっと高くなりますがご容赦下さいicon11  


Posted by 低王  at 13:42Comments(0)ガスリボパーツ製作

2017年05月14日

S&T AW338 (L115A3) カスタム 専用サイレンサー制作

予告通り
今回はS&T製AW338のマズルブレーキ直接装着するサイレンサーの制作

マズルブレーキ先端のキャップを外すとM18 1.5ミリピッチの正ネジが表れる訳ですが
このネジに対応するサイレンサーを探すと言っても恐らく時間と手間の無駄になりそうなのと
マズルブレーキ先端のネジよりも手前に穴があるので
まんまサイレンサーを着けても効果が無さそうなので
この際納得のいく物を作ってしまおうということでicon01
マズルブレーキ自体を外した状態にアタッチメントを着けてサイレンサーを着けるって方法もあるんですが
そこはちょっと妥協したくないんでicon21
マズルブレーキ先端に覆い被さるような形状で制作するにあたり準備したのは
ARESオリジナルのエアコキボルトアクションライフル AMOEBA ストライカーの専用サイレンサー
こいつ・・・、値段そこそこ高いくせに中身何も入ってねぇっス・・・
どの道ダメダメな消音材入ってたところで詰め替えるからいいんですが・・・


こんな感じで取り付けネジ部がサイレンサー内の方にオフセットしているのがポイントで


こいつにさらにマズルブレーキ先端のネジに合うネジを組み合わせて制作していきます。
田舎のホームセンターのネジ売り場にはM18ネジなんてまあ無いので何でも売ってる都会のホームセンターが羨ましい・・・
水道管売り場なんかを散策して遂にエアコン用配管コーナーでようやく見つけた!
はい、下手に鉄製ネジだと加工が大変なので真鍮製でいいんですface05


こいつを加工して・・・
なんて文章で書くとアッサリしたものですが、
センターをズラさないよう14ミリくらいの穴を25ミリまで3分の1程度の深さまで拡大となると
最低でもまともな200Vのボール盤と25ミリまでのドリルの刃が欲しくなるので簡単な話ではありません。
自宅にそれくらいの設備があれば別ですが、無い場合は本業の人に頼むかしか手は無いかもしれません。
だって、そのサイズになるとドリルの刃だけで中古電動ガン1丁買える値段するもん・・・
で、いびつな感じのマズルブレーキもちょっと削り直し
サイレンサーの蓋にもともと切ってあったネジも削り落とします。

で組み合わせるとこんな感じ。

サイレンサーの蓋と制作したネジをメタルロックで接着
マズルブレーキにハメているOリングはセンター出しをする為に。
ここの接着で失敗したらサイレンサーどころか巨大マズルキャップになっちゃいますからね(笑)

そのままだとマズルブレーキ先端のネジ手前の穴はサイレンサーを着けると隠れはするものの
音はダダ漏れであることに変わりは無いので
平型パッキンゴムを貼り付け塞ぎ出来上がりicon22

と、全くお手軽感の無い専用サイレンサー制作でした。

  


Posted by 低王  at 23:27Comments(3)ボルトアクションパーツ製作

2017年05月13日

S&T AW338 (L115A3) カスタム チャンバー弄り

どうも、田植え時期になり体がバキバキに痛い低王ですicon11

今回はS&T製AW338(L115A3)を弄っていきます。
カスタムベースとしてのS&T製AW338の簡単なレビュー的なコトというかですが、
ARES製のAW338(エアー)のアレンジ版コピーですが大きな相違点があり、
ARES製はトリガーメカがVSR方式(あまり高いレートのスプリングだとシアーがナメるし操作感も悪い)なのに対して
S&T製は前倒れ式のシアー方式のトリガーメカになっている点(どちらかと言えば流速なんかにする場合はこの方式の方が向いていると自分は思っている)
そしてチャンバー周辺が残念ながらS&Tのオリジナルになっちゃっているコト・・・
総じて言うと潜在能力を引き出す為にARES製よりも手間のかかる子(銃)と言った感じですicon03
まあそこが良くて自分は好き好んで弄るワケですが(笑)

最近のS&T製のボルトアクションライフルについて思うこと
今回のAW338にしろM1903にしろなのですが、
全体的によくできていると思いますしある程度の調整でそこそこのレベルにはなってくれるのはいいのですが、
それ以上を望むとなると話は別で
チャンバーパッキンとシリンダーヘッドがS&Tオリジナルの形状であるため
いろいろと魅力的なVSRやGBB系のチャンバーパッキンが使えず
普通に弄ろうとした場合、チャンバーパッキンの選択肢が無いというのは
ボルトアクションライフルを弄る上でかなりネックになる部分だと思うんですよねface07

さて、問題となるチャンバーブロック

ぶっちゃけ面倒だからオリジナルテイストを入れずにまんまコピーしてくれた方がありがたいicon11
たまたまARES製のチャンバーブロックが手元にあったので流用しちゃいますicon01
給弾口位置とアウターバレルに組み付ける穴位置がたまたまドンピシャでしたface03
右 S&T製のチャンバーブロック
左 ARES製M40A3のチャンバーブロック


外径はこの通り違いますがARES製のチャンバーブロックは樹脂製なのでサクサク削れますicon22

削り終わった後の感じ。

で、組み合わせる上でまたまた問題となるシリンダーヘッド。
シリンダー自体はステンレス製?に真鍮製のシリンダーヘッドで悪くはないんですが、
VSR系のチャンバーパッキンと組み合わせるとなるとノズル長も短くノズル径も細いため
まあロクなことにはならないのは見え見えな感じなので

ARES製のチャンバーブロックとVSR系チャンバーパッキンに合わせて制作してみました。
いや、VSR用のシリンダーセットの流用も恐らく可能(加工は間違いなく必要でしょうが)なんですけど
基本的にああいうセットって高いじゃないですかicon10
自作ノズルであれば好きなくらいいろいろ試す上で作り直しききますしねicon22

次回は専用サイレンサー制作記事の予定ですicon01  


Posted by 低王  at 22:50Comments(0)ボルトアクション流用