2018年09月29日

中華の厚塗り塗装を活用してみた

9月も終わりますねicon11
涼しくなってきたのでガスブロを弄るには良い季節となってきましたface02
寒くなってきて何でガスブロ?と思うかもしれませんが
よく考えて下さい
真夏にガスブロが調子いいのは当たり前のこと。
メタルスライドだろうが今くらいの時期の晴れた日中にワンマガジン連写して
スライドストップがちゃんとかかるくらいでないと
調整してトータルで良くなっているかなんて判断できません。
それはさておき
ひと昔前では考えられなかった程メタルなヤツらが海外からいっぱい入国して来ていますが
高級モデルはともかくとして
安いモデルは(モノによっては高いのも)大概モタっとした厚塗り塗装
そんな厚塗り塗装を今回は美味しく料理したいと思います。

左:XDYのメタルスライドを乗せたマルゼンPPK/s
右:WEのメタルスライドを乗せたタナカブローニング
プラフレームには以前にも記事にしたヴィンテージ風の塗装を行なっていますが
スライドはモタっとした中華な塗装を磨き倒しただけです(笑icon01
不思議とエッジ部分が露出する程磨くことと
光沢が出て鏡面のようになることで
中華のモッタリとした塗装でもシュっとして見えるようになりますicon22

もちん照明のトリックではありません。
照明のトリックを使える程照明も上手くなければ写真の撮り方も上手くない(というか下手icon15)
そんなことは当人が一番良く分かってますface07

こちらはCYMAのメタルなMP5 PDWのメタルなレシーバーを磨き倒したもの。
部分的に塗装をハゲさせ、ただのつや消しの黒がテカるくらいに磨くだけで
月間GUN誌の表紙を見て興奮していた子供の頃に見たような銃の雰囲気に!(笑

本来は塗装を剥いでブルーイングするのが正攻法なのかもしれませんが
ブルーイングだと正直お手入れ大変じゃないですかicon11
コレなら一部塗装をサンドペーパーで極軽くハゲさせた後、ピカールで磨いて、車の補修用の液体コンパウンドで磨くって作業だけなので
やろうと思えば根気さえあれば誰でもできる訳です。
ピカールや液体コンパウンドはホームセンターやカー用品店の車補修用品コーナーに大概あります。
海外製メタルフレーム銃で最近塗装の表面に白サビがポツポツ出始めている
割と古いテカテカのフレームが似合う銃なら磨いてリフレッシュするのもいいかもしれませんよicon01
  


Posted by 低王  at 23:35Comments(4)塗装実験

2017年05月23日

メタルサイドプレートを使用した作例

現在ガスリボルバー用ウエイトアップパーツとして
マルイ製 パイソン用サイドプレート
4&6inc用マズル
M19(M66)用サイドプレート
2.5&6inc用フロントサイト(4inc用はもう少々お時間下さいicon10)
マルシン製 ポリスリボルバー用サイドプレート
を制作、ヤフオクにて販売中ですが

成形の甘さや湯じわやス等があるため、研ぎ出しやスの処理等と塗装やブルーイングを行える上級者向けの商品です

と謳っておきながら、製作者である自分が作例を作っていなかったという(笑)
今回改めて作例ですicon10


マルシン製ポリスリボルバー
サイドプレートは制作したメタルサイドプレートを使用しています。

瞬間接着剤を流し込み大きなスを埋め
耐水ペーパーで研ぎ出し&足つけ
インディ製のパーカーシールで塗装してあります。
違和感の無いよう他のプラ部品も
インディ製のブライトステンレスを下地に吹き、その後パーカーシールで塗装
ただのマットブラックとは違う風合いにしてあります。

もとはこんな状態


塗装後の研磨とか無しの簡単な作例ですが
お客様のバックオーダーの合間を見ての制作なのでご勘弁下さいicon10
  


Posted by 低王  at 20:41Comments(0)ガスリボ塗装パーツ製作

2017年01月29日

外観リファインファマス(中身もだケドね)

お久しぶりですicon01
おかげさまで忙しくさせて頂いております低王です。
年が明けて初めて初めての投稿が1月も末になってしまいました。
本年もよろしくお願い致します。

ここ1ヶ月バックオーダーの消化をしていたワケですが、
その中でも久々の塗装カスタムをご紹介したいと思います。
おなじみのリファインファマスカスタムに加え、塗装とグリップへのステッピング加工のオーダーです。

プラスチック感がどうにも拭い切れないマルイ製ファマスですが
下地のシルバー塗装と上塗りのパーカー系塗装&ウェザリングを行うことで見違える質感になりますface03
写真の撮り方が下手なため
その質感をお伝えしきれてないのが悲しいところではありますがface07


ダミーポート部も秘密の塗装方法になりますが

ヒントはコレ。

オーナーの希望により


グリップもHK45風のステッピング加工を行いましたicon01

古いモデルゆえにキズの多いものも多いファマスですが
ここまで外装に手を加えると
そのキズ自体もリアルさを付け加えるいいアクセントになったりしますicon22

実射性能、外観ともに手を加えればまだまだイケるファマスですface03  


2016年12月15日

カスタム依頼につきまして


いつもご愛顧頂き誠にありがとうございます。

カスタム依頼につきまして
①ブログのメッセージ
②ブログのコメント欄
③YouTube動画のコメント欄
④ヤフオク出品商品コメント欄
( 不定期ですがノーマルチューンを行った電動ガン等を出品しております)
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/cherry_h05_0528?
⑤当方の仕事用メールアドレス
harusikipapa@gmail.com
等様々な方法でご依頼を頂いておりますが

①ブログのメッセージにつきまして、
必ずご返信をさせて頂いておりますが
メールアドレスの不備、メールの拒否設定等により
ご返信出来ないことも時々ありますので、
返信が返ってこない場合は
こちらからご連絡が出来ない状態にあるとご判断頂き
⑤当方の仕事用メールアドレス
へご連絡頂くようよろしくお願い致します。

あ、工賃の問い合わせなんかでもお気軽にご連絡下さいicon01  


2016年10月22日

ステッピング&M24風シボ加工VSRストック

今回は電動ガンのノーマルチューン記事はお休みにして

VSRネタにしときます。

VSR-10は言わずと知れたゲームユースに特化したボルトアクションライフルですがストックがどうもチープでどうにかしたくなる箇所ですね。
更には使い込んでいくとテカテカになってきて残念な見た目になってきたりします。

しかしストック交換となると結構なお値段

社外品はフィッテングが悪いとマガジンの交換に手間取ったり、給弾不良が発生したり
ついでにVSR-10の利点である“軽量”であることと
最大の利点である“気兼ね無くゲームに使える”という要素が犠牲になったりします。

そこで、
純正ストックにステッピング加工とM24のストック風のシボを着けて
ノーマルストックの利点を殺す事なくバージョンアップしてみようというワケです。
テカテカだったりキズだらけのストックも見違えますよ!
また、ステッピング加工を行う位置によっては表面の質感の違いにより
マガジンやマガジンキャッチボタンを手探りで探し易くなったりというメリットもあります。

まず、ステッピング加工を行う位置を鉛筆なんかで大まかに決めて印をつけていきます。


そしたら半田ごての登場
ステッピングの方法はいろいろありますが結構な面積に加工を行うことになるので、自分の気力が続くような方法にしましょう。
あんまり凝ったのにすると途中で嫌になりますからね(笑)
あ、換気は良くしてやって下さいね。
具合悪くなってくるんで(笑)

自分はステッピングのマニアではないので、あくまで自分流ですが
とりあえず同じ方向で構わないのでランダムな感覚で半田ごてを当てていきます。

一周付ける終わったらまた別の角度でもう一周

半田ごてを縦ててランダムにツンツンしたり
線キズのように走らせてみたり
深く当てたり浅く当てたり

そして隙間がほぼほぼなくなってきたら、
ちょこちょこ見える残っている部分にまた半田ごてを当てて潰しこんでいきます。
現状でかなりの凹凸が出来て握った感じは痛いです。

なので、表面を棒ヤスリである程度整えると
削られて表れた断面が何とも言えない模様を作り出します。

この状態でもこれでもかと言わんばかりにグリップします。

で、次はM24風シボ加工です。
ステッピング加工をした部分にマスキングを行い
車のホイールアーチ内に吹き付けられているアンダーコートを吹き付けます。
このスプレー、普通の塗料に比べてちょっと高いんですケドね(涙)
そして失敗した場合、慌てて拭き取ろうとしたりすると悲劇が起きる塗料です(笑)

半日ほど乾燥させたら
余計な所に付着したアンダーコートを落としていきます。

アンダーコートを吹いたままでは夏場なんかの暑い時はベタついたりするので
この上から再度上塗り塗装を行います。
マスキングを剥がしてステッピング加工を施した部分も同時に行えば、ヤスリがけによって白んだ部分も綺麗にまとまります。
自分の場合はツヤ消しの黒の塗料で行いましたが、好きな色を吹いていいと思います。
そうすると1番最初の画像のように仕上がります。

が!真似をして失敗をしても一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

自分でやる自信が無い、面倒なので嫌って方は加工も受け賜わりますのでお気軽にご相談下さい。
価格はステッピングを行う面積にもよりますが、同加工でだいたい¥7,000〜、ステッピングのみで¥5,000〜ってトコです。
  


2016年09月03日

擬似ブローバック化 D-BOYS 電動 AKM

“リアル”って言葉はその人の主観も無視できない要素ですが、
自分が電動ガンを弄る上で
“リアル”を大事にする部分
それは“その銃らしさ”です。
以前にも同じようなコトを書いた記事もありますが、
高初速、高サイクル、静音
歓迎される要素を与えることがカスタムの全てでは無いと思うからです。

今回はD-boys製AKMSにAPS製メカボ類を組み合わせた
お手軽擬似ブローバックAKM(AKMS)です。
ブローバックする電動のAKM、意外とありそうで無いんで作りました。

以前の記事でも書きましたが、
自分はAK系が特別好きって訳ではないのですが
最近少しづつAK系の魅力にヤられつつあります(笑)
AKM(AKMS)って結構不憫な扱いされてると思うのは自分だけ?
銃を扱った内容の書籍なんかでもAK47と同一視されがちだったりで
AK系にあまり興味の無い人からしたらほぼ同じ銃に見えてしまうのも否定はできませんが(笑)
かく言う自分も改めてこいつを作るために
いろいろ本腰入れて調べるまではお恥ずかしながら
仕上げに関してAK47は染め、AKM以降は塗装がむしろリアルらしい
なんてことも知らなかったワケで(笑)
LCTあたりの染めがリアルなもんだとばかり思ってました。
そんなこともあり
シレッと艶ありの黒スプレーで全塗装後に軽〜くウェザリングしてますicon01

AK系はパッと見は同じように見えてしまうのですが
拘って見ていくといろいろな違いが見えてきて
弄る度に本当に勉強になります。
AK好きな諸先輩方が言うように
AK系は似たような物でも本数が無駄に増えていくってのは本当ですね。
似たような物でも別物なんですもの。
そりゃあ仕方ないです(笑)

動画はこちら


7.4vリポ、ローサイクル再現のため敢えての机モーター仕様ですicon01
机モーター、意外に悪くないですね。
  


Posted by 低王  at 20:01Comments(0)疑似ブローバック化雑記塗装流用

2016年06月25日

塗膜強めのステンレス表現って難しい…

コンビニで珍しくシルバーの三菱GTOを見かけ

閃いた!

この色なんかステンレス臭い!!

で、早速探して塗ってみました(笑)



上 : キャロム ステンレスカラー ハードタフ
中 : 今回塗ってみたヤツ
下 : 定評のあるコクサイ製のシルバーメッキ(ガスパイソンの残骸)

今までステンレスカラーの塗装はキャロムのステンレスカラーハードタフを使っていましたが、明るいというか白っぽいというか研磨したアルミ臭くて納得はしていなかったのです。
今回の塗装はマルシン製M629クラシックHW
いや、シルバーのメッキ版あるじゃないという意見もありますが、自分はアンチメッキ派なのです。
だって、メッキされてるモデルってパーティングラインが残っていたとしても処理のしようが無いとか
タナカさんでもない限りはHW樹脂じゃなくABS樹脂へのメッキなので重量感に欠ける
基本テカリ過ぎ
とあんまり好きになれないんですな。

今回塗ってみた塗料はこちら

HWならブルーイングしろって意見もありますがそんな腕は無いので塗装で行きます。
本来ならツヤありのブラックを下地にしますが、暗めのシルバーなのでこれ以上暗くしたくない、HWの下地処理でそこそこテラテラってこともありとりあえず塗装⇨乾燥後

セオリー通りに行かずにちょっと目潰し&研磨

クリアー吹いて乾燥後

そんでもってクリアー層研磨

もうちょっと頑張れそうですがハゲるの怖いのでここまで

室内暗め
左 : キャロムステンレスカラー ハードタフ
中 : マルシン製のメッキの残骸
右 : 今回塗ったヤツ

室内蛍光灯下
左 : キャロム以下省略
右 : 今回の

屋外
上 : キャロム以下省略
下 : 今回の

う〜ん…写真の撮り方が下手ってのもあるんですが、
どっちもどっち…
暗過ぎかなぁ…
シルバー塗装の新色発見と思ったんだけど…

塗膜の強度気にしなければいい塗料はあるんだけど…
ホント塗装でのステンレス表現って難しい…

他人から見るとこの色ってどう見えるんでしょ?
コメント頂けると参考になります。  


Posted by 低王  at 19:07Comments(0)ガスリボ塗装

2016年05月09日

塗装で頑張る汚ったなカッコいい金属フレーム銃


ポリマーフレーム勢に押され
めっきり減ってきた感のある
金属フレームを持つハンドガンですが、
個性的なモデルも多く
個人的にはこっちの方が好きですねぇ

金属フレーム銃の魅力といえば
使い込む程に出るバトルダメージではないでしょうか

ピッカピカのカスタム銃もそれはそれでカッコいいのですが、
ミリタリー色の強いプレーンなモデルであればあるほど
使い込まれた感じがカッコいいですよね

ハーフメタルをやってると気になるのが材質の違いによる
フレームの取り残され感

そこで少し手間ではありますが
フレームを一度空にして足つけと脱脂を行い
シルバーで塗装した上でさらに黒系の色で塗装します。
オススメの塗料は

キャロムショット製のステンレスシルバー
塗装もしやすく塗膜の強度も高め、何より金属粉がクリアーの下に沈殿するように塗らさるので光沢もあり、黒系の塗料密着し過ぎないためバトルダメージのようになりやすい点が良いです。

ガンショップインディ製のパーカー系
ブラックパーカー
どんなモデルの黒にも合わせやすく、使い勝手が非常に良い
ダークパーカー
グレーっぽくないパーカー色、個人的にはブラックパーカーよりカッコいいと思う
パーカーシール
いわゆるグレーっぽくなるパーカー色、バレルだけこいつかダークパーカーで塗るだけでも雰囲気が大分違ってカッコいい
3色とも塗膜も強めで隠ぺい性も高く使いやすいです。

もちろんプラのスライドやアウターバレルに同じことをしてもOKですicon21
ただし動きに関わる部分には注意して塗装を行います。

砂消しゴムなんかで要所要所を擦るとすぐにそれっぽい感じになりますicon22

手間はかかりますが
金かけるより手間かけろです。
一度手間をかけてしまえば金をかけなくても
ただ使っていくだけでカッコ良くなってく
愛銃への愛を産む塗装カスタムです。

今回のデクはKSC製07HK U.S.M9
スライドとアウターバレルは金属製です。
作動音サンプルにどうぞ


  


Posted by 低王  at 18:55Comments(0)ガスブロ塗装