2017年05月14日

S&T AW338 (L115A3) カスタム 専用サイレンサー制作

予告通り
今回はS&T製AW338のマズルブレーキ直接装着するサイレンサーの制作

マズルブレーキ先端のキャップを外すとM18 1.5ミリピッチの正ネジが表れる訳ですが
このネジに対応するサイレンサーを探すと言っても恐らく時間と手間の無駄になりそうなのと
マズルブレーキ先端のネジよりも手前に穴があるので
まんまサイレンサーを着けても効果が無さそうなので
この際納得のいく物を作ってしまおうということでicon01
マズルブレーキ自体を外した状態にアタッチメントを着けてサイレンサーを着けるって方法もあるんですが
そこはちょっと妥協したくないんでicon21
マズルブレーキ先端に覆い被さるような形状で制作するにあたり準備したのは
ARESオリジナルのエアコキボルトアクションライフル AMOEBA ストライカーの専用サイレンサー
こいつ・・・、値段そこそこ高いくせに中身何も入ってねぇっス・・・
どの道ダメダメな消音材入ってたところで詰め替えるからいいんですが・・・


こんな感じで取り付けネジ部がサイレンサー内の方にオフセットしているのがポイントで


こいつにさらにマズルブレーキ先端のネジに合うネジを組み合わせて制作していきます。
田舎のホームセンターのネジ売り場にはM18ネジなんてまあ無いので何でも売ってる都会のホームセンターが羨ましい・・・
水道管売り場なんかを散策して遂にエアコン用配管コーナーでようやく見つけた!
はい、下手に鉄製ネジだと加工が大変なので真鍮製でいいんですface05


こいつを加工して・・・
なんて文章で書くとアッサリしたものですが、
センターをズラさないよう14ミリくらいの穴を25ミリまで3分の1程度の深さまで拡大となると
最低でもまともな200Vのボール盤と25ミリまでのドリルの刃が欲しくなるので簡単な話ではありません。
自宅にそれくらいの設備があれば別ですが、無い場合は本業の人に頼むかしか手は無いかもしれません。
だって、そのサイズになるとドリルの刃だけで中古電動ガン1丁買える値段するもん・・・
で、いびつな感じのマズルブレーキもちょっと削り直し
サイレンサーの蓋にもともと切ってあったネジも削り落とします。

で組み合わせるとこんな感じ。

サイレンサーの蓋と制作したネジをメタルロックで接着
マズルブレーキにハメているOリングはセンター出しをする為に。
ここの接着で失敗したらサイレンサーどころか巨大マズルキャップになっちゃいますからね(笑)

そのままだとマズルブレーキ先端のネジ手前の穴はサイレンサーを着けると隠れはするものの
音はダダ漏れであることに変わりは無いので
平型パッキンゴムを貼り付け塞ぎ出来上がりicon22

と、全くお手軽感の無い専用サイレンサー制作でした。

  


Posted by 低王  at 23:27Comments(3)ボルトアクションパーツ製作