2017年04月21日

A&K M870 再調整してみる & まとめ的な

引き続きA&K製M870ネタです。


前回“分解してみた”の記事の時点で
ショットガンだし飛距離や命中精度は求めない
コッキングを軽くした上で初速も60台出ていれば良し
フリクションロスとか電動ガンじゃなしにとりあえず置いといて
といった感じで割と手を抜いて弄っていましたが
今回久々に分解したついでに
ちょっとだけやれるコトやってみようかなと

そのままではマルイ製シェルマガジンが使用できない(できるケドかなりキツい)ため前回同様削り倒し、
メカボ内部は湯口なんかのバリが酷かったりするので
湯口という湯口を全てさらいバリを削り落とし
塗料が摺動部にも結構着いているので落としていきます。

今回は普段電動ガンのメカボのバリ取りを行っているのと同様の方法でガッツリやってみました。

アクションバーの擦れる部分のバリ取りと
開口部の割れ防止加工もしてみました。

スプリングは通常はマルイ製エアコキショットガンと同様太径と細径のダブルスプリングの状態ですが
今回もコッキングの軽さを重視して太径1本のみで組んでいきます。
元から入っているスプリングを使用してもいいのですが
径が電動ガン用スプリングとほぼ同じ(ピストンに無理無く収まる)径なので
実験として海外製電動ガンにデチューンした際に組み込まれていた
M130くらいの硬さの電動ガンには使用したくてもできないような長さのものを組んでみます。
(流速ハイサイクルとか自分は作らないのでM130とかはまともなスプリングがあってもまず使うことは無いんですケドねicon11)

そして以前組んだもののホップのかかりがイマイチだったのと
インナーバレルが3本中1本が凄くハズレな感じだったりといろいろあったので
今回はマルイ製ショットガンのインナーバレルが流用可能かどうか
ちょうどジャンクパーツが手元にあったので試してみました。

アルミのがマルイ製、真鍮のがA&K製
ホップパッキンの長さが違うためそのままポン組みは無理でした。
とりあえずお試しで

長さを合わせるためホップパッキンのテーパーのかかった部分から切除
組み込んでいきます。

シリンダー容量に対しそのままではバレル長が長過ぎるため
容積を計算してバレルを短縮
A&K製の真鍮バレルも一応一度組み込み初速測定して比較してみると
約10くらいアップできることが判りましたface10
計算してみるとA&K製の真鍮バレルもデフォの状態でシリンダー容量に対してバレル長が長過ぎるようです。

マルイ製インナーバレルとホップパッキンへ変更したところ
ホップのかかりは改善されいい感じではありますが
イマイチまだ弾のまとまり方が有効な感じとは言えないため
もう少し煮詰めてみる必要がありそうです。

ということでA&K製M870は
以前の記事でも書いた通り、まずパーツの互換性に難があること
快適に使用できる状態にするまでにそれなりに手間がかかること
こういった部分を考えると
間違い無く自分で弄れない人はわりとすぐゴミにしてしまう
もしくはカスタム及び修理費用がかさむ状態になると思われるので
ハッキリ言ってオススメはできません。
ただ、マルイ製やCYMA製に無い魅力があることも確かです。
  


Posted by 低王  at 23:18Comments(0)ショットガン流用